ライティング講座4回目です。
今回は、コピーライティングについて学びます。
これまでの講座をまだ読んでいない方は、以下も見ていただけると嬉しいです。
コピーライティングはとても奥深いです。
ここでは、5つのテクニックをご紹介します。
コピーライティングの5つのテクニック
5つのテクニックは、以下になります。
- ベネフィット
- 権威性
- 簡易性・再現性
- 社会的証明
- 限定性・緊急性
それぞれ見ていきましょう。
1.読者の未来像を意識 (ベネフィット)
ベネフィットとは、読者が商品を利用することで得られる未来像のことです。
私たちは、商品やサービスを購入していますが、突き詰めるとベネフィットを購入していることになります。
なぜ、商品やサービスを買うのか?
商品やサービスを購入することで、今の自分の欲望や悩みを解消するためですよね。
つまり、その商品(サービス)を使うと「利用者は何が嬉しいの?」と考えることです。
例えば、水を買うという行動は、「のどの渇きを潤す」というベネフィットを得るための行動になります。
2.誰が言うとんねん (権威性)
人は物事を判断するときに、「何が書いてあるか」ということよりも、「誰が書いたか」を重視する傾向にあります。
地球に未知の生命体が襲ってきたときに「孫悟空」の「大丈夫だ(でぇじょうぶだぁ)」と「ヤムチャ」の「大丈夫だ」では、重みが違いますよね。
ルフィの「大丈夫だ!」とウソップの「大丈夫だ(震え声)」でもいいです。
これが権威性です。
誰が言ってるの?誰が書いてるの?ってとても大切です。
孫悟空は、地球を救ってきたという実績があります。
ヤムチャは、サイバイマンにさえ、やられてしまうという残念な過去と、ダメそうな雰囲気があります。
権威性は、長年続けるなどの実績がないと得ることが難しいですが、簡単なテクニックもあります。
それは、「他人の権威性を借りる」です。
僕は、大丈夫だと思います。孫悟空も言ってたし。←コレ!
他人の権威性を借りることで、自分の書いていることの権威性が上がります。
こういったテクニックを使って、権威性のある文章を書くことで信頼性がグッと上がります。
3.誰でも簡単にできます (簡易性・再現性)
人は、どうしても怠けてしまう生き物です。
ナマケモノという名前を付けられた動物がかわいそうなぐらいです。
毎日の寝る前のストレッチで痩せた!とか、毎日5分間筋トレするだけで痩せた!とか、巷にあふれていますよね。
でも、出来ないんです。たったの5分が取れないんです。
食事制限もしたくないんです。食べたいだけ食べるんです。
劇的なダイエットに成功した人をうらやましいと思いながら、今日もたくさん食べて、運動しないんです。
そんな人に、こんな文章があればどうでしょうか。
簡単そうですよね。自分にもできそうと思いますよね。
これが、簡易性・再現性というものです。
「誰でも簡単に」という所を強調すると、気になってしまうのは性かもしれません。
4.えっ!みんな持ってるの? (社会的証明)
人は、(特に日本人は)行動に迷うと、他人の行動を参考する生き物です。
例えば、「累計〇〇万本突破!」とか、「たくさんのお客様からの感謝の声が届いています。」などの表現を見ると、「みんな持ってるんだ」と思い、自分も欲しくなったりします。
ウソを書くのはいけませんが、ある程度の実績がある場合は、「社会的証明」というテクニックを使って、購買意欲を刺激してみるのもいいかもしれません。
5.急げ!今しかない (限定性・緊急性)
人は急がされたりすると、軽いパニック状態、興奮状態になります。
冷静な判断が出来なくなる状態を作り出す方法が、「期間限定」とか、「今、買うとお得」というやつです。
夏季限定〇〇味となると、気になってしまいますよね。
僕もよくやられてしまいますが、「即決してもらえたら、何円引きします。」とか「即決してもらえたら、こんな特典が付きます。」とかも緊急性があって冷静に判断しにくくなります。
最後に
いかがだったでしょうか。
本ライティング講座を読んでくださっている方は、コピーライティングにも興味があるかなと思い、今回は趣向を変えてみました。
楽しく読んでいただいていると嬉しいです。
- ベネフィット(未来像)を提供する
- 権威性(あなたは何者?)を意識する
- 簡易性・再現性(簡単で誰でもできる)は人間の欲望を刺激する
- 社会的証明(みんな持ってる)で他人からの推薦を披露する
- 限定性・緊急性(急げ!今だけだ!)は冷静な判断を奪う
今回挙げた5つのテクニックは、使える場面がそれぞれ違うと思います。
自分の中で、使えそうなものがあったら、どんどん使ってみてください。