こんにちわ。やすひでおです。
連載3回目は、「わかりやすい文章の構成」です。
これまでの連載を見ていない方は、よければこちらもどうぞ。
文章の構成と聞いて、一番始めに思い浮かぶのは「起承転結」かと思います。
物語を書く上では、重要な構成になります。
ですが、今回はわかりやすい文章をテーマとしますので、起承転結とは違う構成をご紹介します。
最強の文章構成「PREP法」
1.PREP法の「P」
わかりやすい文章構成は、「PREP法」です。
PREP法とは、頭文字を並べたものになります。
P…Point(結論)
R…Reason(理由)
E…Example(具体例)
P…Point(結論)
2.PREP法の「R」
PREP法は、文章の始めに「結論」を持ってくるため、読者は「言いたいこと」がわかるのです。
言いたいことがわかっているので、理由・具体例で「言いたいこと」を補足していき、読者の理解度を深めていきます。
最後にもう一度、結論を伝えるようにします。
このPREP法は、ビジネスシーンでよく使われる文章構成ですね。
3.PREP法の「E」
例えば、起承転結では、結論とされる部分は一番最後になります。
物語としては、面白いのですが、結局どうなるのかが、最後までわからないのです。
それが、PREP法だとこんな文章になります。
P(結論) … 僕は、音楽が大好きです。
R(理由) … 悲しい時、つらい時でも音楽を聴くと明るい気持ちになれるからです。
E(具体例)… 例えば、ZARDの「負けないで」とか応援してくれる曲は、とても頑張れます。
P(結論) …やっぱり僕は、音楽が好きです。
初めに「音楽が好き」ってことを伝えているから、そのあとの展開がわかりやすくなっていますね。
4.PREP法の「P」(2回目)
このようにPREP法は、人間が理解しやすいような構成になっています。
これから文章を、書くときはPREP法を意識して書いてみるといいかもしれませんね。
実は、この記事自体もPREP法で書かれています
P(結論) … PREP法は、わかりやすい文章構成です。
R(理由) … 結論を先に述べるから、そのあとの理解度が高くなりやすいです。
E(具体例)… 「音楽が好き」を例に挙げました。
P(結論) … やっぱりPREP法は、わかりやすいですね。
最後に
いかがだったでしょうか。
わかりやすい文章構成にするには、このPREP法を使うといいですね。
これからは、PREP法を意識しながら文章を書くと読みやすくなると思います。