ライティング講座6回目です。
今回でライティング講座は最後になります。
最後は「人を動かすきっかけ作り」です。
これまでの講座をまだ読んでいない方は、以下も見ていただけると嬉しいです。
文章を書くことは、人を動かすこと
何のために文章を書いているのか、今一度振り返ってみてください。
僕たちが文章を書くのは、人を動かすためです。
これだけは、絶対に忘れないでいてほしいことです。
人に何かを伝えるということは、動いてもらうことなのです。
文章を書くというのは、動いてもらうための1つの手段にすぎません。
動いてもらえるのであれば、会話でもいいんです。
とにかく何のために文章を書いているのかを強く意識するようにしてください。
100の言葉を書いても相手が動かなければ失敗ですし、一言しか書かなくても相手が動けば成功です。
動いてもらうためにはきっかけが必要
相手に動いてもらうためのきっかけ作りのテクニックを3つご紹介します。
1.悩みを解決すること
誰にだって悩みはあると思います。
大体の悩みは、以下の4つに大別されます。
- 健康系
- 将来系
- 人付き合い系
- お金系
この4つの悩みに年代を加えて、悩みを具体化させます。
例えば、10代・女性の健康系の悩みだと、こんな感じでしょうか。
- 肌荒れが気になる
- 最近太ってきたからダイエットしたいな。
これが、40代・女性の健康系になるとこんな感じに変わるのではないでしょうか。
- そろそろガン保険に入った方が良いのかな
- 出産・子育てが少し落ち着いてきたから、自分の美容にも少し気を使いたいな
まずは、こういった悩みを想像することが大切です。
そして、これらの悩みを解決してあげることが出来るなら、活かさない手はありません。
悩んでいることを解消するために、人は動いてくれます。
その際は、出来るだけ簡単な方法で解消できる方が好ましいです。
2.同じものに興味を持つこと
相手が何に興味を持っているかを観察することが大切です。
興味のないものをどれだけうまく文章にしても、読みませんよね。
だって興味ないんですから。
なので、雑談程度の勉強をしようと思ったんですけど、興味なさ過ぎて無理でした
相手が何に興味を持っているかを探る方法は、いくつかあります。
例えば、普段の会話や飲み会、休日の過ごし方などです。
SNSをやっている人なら、それを見ると色んな情報をゲットできますね。
相手の興味を探って、共通の話題を見つけることで動いてもらいやすくなります。
3.徹底的に損をなくすこと
人は不思議なもので、自分だけが得するより、自分だけが損することの方が、心に残ります。
安く買えたらラッキー!ぐらいしか残りませんが、自分が買った商品が他のお店より高かったらなんてことをしてしまったのか!ぐらい嫌になります。
とにかく相手に損させない・リスクはゼロですってことをアピールしましょう。
ただし、メリットしか提示しないのは、ご法度です。
「あれがいい、これがいい」ばかり並べられても信用できないからです。
こんなデメリットもあるけど、ほとんどリスクないですよねっていうのがベストかと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。
相手に動いてもらうことを意識するだけでも、文章って変わってくると思います。
まずは、自分の書きたいことより、相手が動いてくれそうな文章を書けるようにしていきたいですね。
今回の連載で得た学びを、次回以降で考えている連載で生かしていきたいと思います
お付き合い頂きありがとうございました
- 悩みを解決すること
- 同じものに興味を持つこと
- 徹底的に損をなくすこと