みなさんの中でこんな悩みはありませんか?
本書は、禅僧が現代の悩みを解決するために必要なマインドを禅の考え方から説いています。
著者紹介
枡野 俊明(ますの しゅんみょう)
曹洞宗徳雄山建功寺住職、多摩美術大学環境デザイン学科教授、庭園デザイナー。
大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。
芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。
ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。また、2006年「ニューズウィーク」誌日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出される。
庭園デザイナーとしての主な作品に、カナダ大使館、セルリアンタワー東急ホテル庭園、ベルリン日本庭園など。
本書より
同時期には、レスリングの吉田沙保里さんや、キャラクターのナルトも選出されていました
本書のページ数と読了時間は?
ページ数
159ページ
読了時間目安
2時間
本書から得た知識は?
僕が、本書から得た知識を3つご紹介します。
1.他人とは比べない
劣等感は、他人と比べることで生まれてくる感情です。
他人と比べても、自分は何も変わりません。
禅の世界では、人と比べることをもっとも嫌うそうです。
しかし、比べてもいい人がこの世にはいてます。
それは、自分です。
自分と比べることは、結果だけでなく、過程も比べることが出来ます。
結果が同じでも、今まで1時間かかっていたことが、30分で出来るようになったら成長している証です。
自分とは、とことん比べてもいいので、他人は気にしないことが大切です。
2.自分の長所に敏感になる
人はどうしても、短所に敏感になり、長所は鈍感になりがちです。
現代社会は、短所を補うための情報に溢れており、短所があることを悪いとさえ感じてしまうようになっています。
なんとなく、全て平均的にできて、かつ長所を持っていることが大切な感じがしてしまいます。
しかし、長所を磨くことの方が、楽しいし効率的です。
モノやコトが多様化してきている現代において、全てを短所と呼ばれないようにするのは、不可能です。
短所も個性と思って、まずは長所を伸ばすことに集中してみましょう。
3.「すぎず」に「やる」
とにかく「やる」ということです。
考えすぎたり、悩みすぎたりすると動けなくなります。
とにかく必死に今やるべきことをやる。
やるべきことはわかっていても、ああでもないこうでもないと悩んで、理由を付けてやらなくなってしまいます。
やるべきことがあるのなら、悩んでないでやることが大切です。
悩んで悩んで悩んで、やってみたら、案外悩んでいたことは起きずに悩んでなかった些細なことで、躓いたりします。
どうせ考えても悩んでも何にも変わらないので、まずはやってみることから始めましょう。
今思えば、やるべきことはあったのに、色んな理由を付けていたのかもしれません
行動への落とし込み
以前こんなツイートをしました。
なんのためにビジネス書を読んでいるのか?
行動を変えるためですね。
読むだけで終わっていたら、読む時間の無駄だって気づきました。読んで、理解して、自分の行動に落としこんでこそ、読む意味があると思うんです。
これからは、読書後に行動レベルまで落としこんでみようと思います。
— やすひでお@ブログ挑戦中 (@yasu_hideo) August 10, 2020
読んで終わらないように、本書を読んで行動したものをご紹介します。
他人との比較をやめる
実践できているか、難しいところではあります。
僕は、ブログをやっているので、どうしてもブログ関連では「数字」が強い意味を持っていたりします。
〇〇ページビューとか、〇〇日連続更新とか、フォロワー〇〇人とかです。
僕と同じ駆け出しのブロガーさんは、どうしても気になります。
その人がブログ収益〇〇円!とかって書いていると「くそー」って思ったりしていましたが、「どうやったんだろう?自分にないところはどこだろう?」と分析するようになりました。
比較している間は、つらいだけです。
違いを分析するようにすると、落ち込んでいられなくて、むしろ楽しさが出てきています。
まとめ
いかがでしたか。
禅の世界って一休さんとか、坐禅で動いたら肩をしばかれるみたいなイメージはありますが、マインドセットを説いている内容はあまり知らなかったのではないでしょうか。
本書の最後には、坐禅のやり方も記載されています。
色んなことで悩んでいる方は、坐禅をするのも悩み解決になるみたいですので是非やってみてください。
他人とは比べない
自分の長所に敏感になる
「すぎず」に「やる」
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